有馬巡り~、話題の土山人でラ~ンチ(^_-)-☆
炭酸泉源で喉を潤し...というか、ま、いいか...ハイ、ランチ~♪
「有馬温泉□蕎麦(□はスペースね)」で検索すると一番上に出てキマス。創業者は...まぁ、現在の土山人さんの公式では、渡辺栄治氏で創業は...え~2002年、あ、でも15年以上経過してるようですネ~♪
江戸東京そばの会出身、この会は葛飾は立石に在り「手打ち蕎麦・玄庵」の創業者で家具屋二代目だった貝塚隆雄氏が運営している。そして創業者の修行したのは伊豆高原の「一茶庵」・・・蕎麦通ならご存知のアノ方、大正15年に片倉康雄氏が22歳で新宿(アルタ付近)で創業...会計士の脱サラで修行期間は...一週間ほどという強者デス。大正の終わりで昭和の始まり(七日間...あ、昭和から平成の流れみたい♪)という時期にスタートするのですナァ~。そして...って、凄げぇ~長くなるので割愛しますm(__)m
★ 興味ある方は → http://www.issaan.co.jp/i_his.html
中庭が見れる席にご案内でした。実は初老の男は女房管理ですから指示に従い、健康のためにお休み前には『週一の禁酒日』となっております(ホントは週二!)。早朝からココまでの道程を考慮すると、とんかつ弁当を食ったといえ、さっき飲んだ変な錆た水、ではなくて日本初の炭酸泉源で飲まされた水の影響もあるのカナァ~、「旨い酒をくれ~!」と心の中で叫びながら、メニュー拝見(^_-)-☆
さすが、灘五郷を持つ兵庫、関西の奥座敷で人気ある蕎麦店の土山人さんの日本酒ラインナップは違うナァ~、知らないお酒達...「文佳人」と「風の森」でいきましょう...あ、盃を選べるのネ、ありがとうネ~♪
まぁまぁとお互いの盃を満たしての乾杯...クゥ~、うんメエなぁ~、こう、キューっとネ、来るネェ~。冷酒ですが胃の中でクワっと熱くなりますゼイ。さすが灘の生一本といわれる灘五郷を有する山田錦の故郷で、六甲の名水にも恵まれてる酒処、名酒揃いの兵庫ですナァ~・・・って、文佳人「リズール」は高知のアリサワ酒造で、風の森「さあ我が家に、春よ来い」は清酒発祥といわれている奈良の油長酒造...まぁ、美味いぜヨ~(^_-)-☆
こだわりの調味料、塩舐めでもイイネ!
昆布はなめらかさを保ち、そして山葵の醤油漬けはしっかりとした味と食感、これはグイーっとなり、至福ですナァ~。お、来た来た!!
ここまでのは、あまり見た事無いナァ~。プルップルの『そばがき』登場!
最初は蕎麦牡蠣か蕎麦柿なのかなぁ~と思っていたら、「蕎麦掻き」なんですネ~。今は蕎麦というと細いのを想像すると思いマスが、蕎麦粉を使用した最初の頃はコレが主流だったのデス。あ、名称ネ、さすがに土山人さんのは後年のタイプで進化した蕎麦掻きで、初期タイプはもっと粉々しい感じデス。ちなみに細いのは「蕎麦切り」と言いマース...お~これは搗きたての餅みたいに、とてもマイルドな食感。でもネ~、凄いのはコレだった!
「ソバガキ」に付き物の『海苔』ですが、コレが秀逸なノリでした。一枚づつしかねぇの。どこの海苔なのかナァ~、この厚みと食感、そして風味。ちょっとビックリしました(朝からの流れと着いてから変な水飲んだせいで、後で思い出してチト後悔してマス。ちゃんと聞いておけば良かった)!
土山人という名前は、陶芸家の故木下幸男氏の陶号。この方、マルチな才能を持たれており、焼物の郷、常滑を中心に商品企画、店舗企画、設計、陶芸など多彩な活動で一世を画した方だそうデス。土山人を経営するのは有限会社暮布土屋で、代表は渡邊榮次氏。お二人の関係は不明ですが、木下氏が運営していた有限会社ミルキーコークは愛知県は常滑にある「暮布土屋通り http://tokoname365.sakura.ne.jp/kurafutoya/fav/index.html」の侘助を運営・・・というか、この暮布土屋村を創った主要人物で蕎麦土山人を立ち上げたらしい。この二人の名前を検索すると...何も出て来ない...ま、いいか、そうそう蕎麦の土山人さんの名物といえばコレ!!
でもネ、今回はコレだぁ~!!
残念!...まぁ、一杯やろうヤァ~(^_-)-☆
そういうワケで天婦羅~♪
衣の上り具合、素材の火の通り具合、そして仕上がり...美味しデース♪
このまま腰据えて、といきたいトコですが旅の目的はこれからですから〆の蕎麦といきますかネ~。「あ、すいません。道灌の渡船お願いしマース!」(^_-)-☆
江戸城の創設築城者といえば太田道灌氏。その大田家は足利から北条、そして徳川の江戸から東海道五十三次の中でも大宿で水陸交通の要所である近江、滋賀県は草津の守りを命ぜられて、やがて酒造りを始める...って、また神戸の酒じゃねえのかよ~(^_-)-☆
・・・あ~そうじゃないの? アレ、道灌さんは灘五郷の酒造として名前あんじゃん、どういう事...酒造のさらなる発展を成すため、草津から灘五郷へと思いが募り、悲願の進出は昭和37年の出来事。この「灘・千代田蔵」は昔ながらの手作りで灘の酒を造っているそうな...って~事は、本社は草津だけど灘にも酒蔵があるのネ。んじゃ~、その灘の生一本いただきましょう、あ、先に蕎麦登場!!
おろし蕎麦と十割セイロ。この大根おろしがしっかりと水分を抜いてこれだけの量は嬉しいネ~、蕎麦は二八で・・・!?・・・いやいや十割も見た目ヨーシ・・・??!・・・やはり、出て来るのが早いから危惧はしていたのですが、ちょっとなんですけど残念。まぁ~ランチタイムだし、満席並び状態なので致し方無しかなぁ~。でも、蕎麦は注文が入って、茹でて、締めるでないとバレちゃうからネ。まぁ、えげつないバレバレのではないけど、やはりチト残念・・・お、道灌渡船到着。酒米は山田錦の素となった山田穂ではなく渡船、しかも滋賀渡船...ってぇ事は神戸じゃなくて草津...グビー...うん、しっかりとしているけど、スッキリです。旨いからいいよネ(^_-)-☆
これから、散策するのでコノ位で良いでしょう。ご馳走様でした、美味しくいただきました。あ、撮り忘れた、ここの箸が凄いんデス。さすがでしょ、女房殿はすぐ気が付いて「なに、この箸がすごい使いやすいんだけど!!」と絶賛。ちょっと画像拝借m(__)m
これデス!!...って、これじゃあ先端がわかりませんよネ~。ま、気になる方は東京や大阪、京都にも出店されているので、ご自身でお確かめください。ホント使いやすいデス!
総合的に満足、特に海苔と箸は秀逸でした...ん?、こういう言い方はあまり良くないのかな...まぁ、東京の土山人で名物のカボス...じゃなくてスダチ蕎麦で再チャレンジしようと思いますので、よろしくお願いいたしマース(^_-)-☆
★ 土山人 https://www.facebook.com/dosanjin/
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